目が腫れやすい

夜に涙を流すと、朝起きた時に目がすごく腫れてしまうという方がいらっしゃいます。

やはり女性に多いようですね。涙を我慢しても身体に悪いので、悲しい時には泣くのが一番です。でも目が 腫れるのが嫌で心に制限をかけてしまう...これでは身体にとっても良くありません。まあ、本当に悲しい時は後のことを考えずに泣いてしまうとも思いますが。また泣いたりしないのに、飲酒や食べ過ぎ、寝不足、アレルギーなども目の腫れの原因となります。腫れが気になって外に出れないと切実な悩みをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。このような方は原因となっている要因を避けることが出来れば一番良いのですが、そればかり気にして生活することも大変ですよね。全く目が腫れないとまではいかなくとも、相応に抑えることは可能です。

漢方の理論を活用してみましょう。目が腫れる場合の多くは、「湿」の影響です。「湿」とは余分な水分のことであり、その「湿」がたまりやすい体質の改善に依り、目の腫れやむくみが起きにくくなっていきます。具体的には「越婢加朮湯」や「勝湿顆粒」といったお薬を服用します。また飲み過ぎ食べ過ぎも「湿」を生む原因となりますので、普段から十分に注意しましょう。また、腫れには「熱」が関係しているケースも多いとされます。涙の後は目やその周りが赤いですよね。これは「熱」が発生したことを示します。よってその場合には「香菊花」や「天津感冒片」など「熱」を冷ます漢方を飲んで目を守ります。上記にも書きましたが、胃腸のケアが目の腫れの防止にもつながります。冷たい飲み物やアイスクリーム、チョコレートなどは避け、消化の良い食事をぜひとも心掛けて下さいね。

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