全身が痛む、という症状があります。人間の体はすべてつながっていますから、痛みが全身に出たとしても不思議ではありませんが、非常に不快となり、生活に大きな影響を与えてしまうことでしょう。
身近な例では、風邪の時の初期症状です。全身あらゆるところが痛んだり、しびれたり、こわばるなどします。これは急性的な症状ですから、ほとんどの場合において自然に良くなっていくでしょう。問題は慢性的な痛みであったり、断続的に起こる場合です。線維筋痛症という病気が有名ですが、その他に膠原病が原因となっていることもあります。あまりにもひどい場合には病院で検査を受けましょう。
ただ、それほどひどく無い場合や、病院で根本的な治療法が無い場合には漢方の考え方に沿って対策を取っても良いでしょう。全身が痛むという症状を漢方的に捉えた場合、急性期であれば「風邪(ふうじゃ)」の影響をまずは考えます。「風邪」が体内に侵入すると、全身にその邪気を拡散させ、それが痛みとなる可能性があります。そして慢性的な痛みの場合は、「風邪」の存在と共に、「気血両虚」すなわち気(エネルギー)や血の不足を疑います。「気血」が共に不足すると、臓腑が栄養不足となるとともに、体全体の巡りが悪くなり、痛みとなります。体が疲労から悲鳴を上げているよう状況でしょうか。慢性疲労症候群という病気でも全身の痛みが生じるケースがありますが、これは「気血両虚」によって痛みが引き起こされている典型的な例です。全身が痛む場合は、とにかく体が休みたい、とシグナルを出していると考えるべきです。ストレスを避けて休息し、バランスの良い食事をすることが、もっとも良い薬になりますが、それが難しい場合や治らない場合などは体質に合わせた漢方薬の服用を考えていきましょう。
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症状一覧
- 日に焼けやすい
- 自分が嫌い
- 目がショボショボする
- 辛いものが好き
- 体がかたい
- 夕方から夜にかけて調子が悪くなる
- 体重の増減が激しい
- ぼんやりしていると言われる
- 爪の付け根がささむけになる
- かかとがカサカサする
- リンパが腫れやすい
- 涙目になりやすい
- おしゃべり
- 舌をかみやすい
- 肛門が痒い
- 気持ち悪くなりやすい
- 頭がくさい
- 二の腕が太い
- 髪が細い
- お酒に弱い
- キレやすい
- 胃の位置が分かる
- おしっこをする時に痛む
- 貧乏ゆすりが収まらない
- 鼻の頭がテカテカする
- 横になりたがる
- 目の充血
- 尿が白濁しやすい
- 外出が嫌い
- 頭がホワホワする
- 目が腫れやすい
- 耳あかがたまりやすい
- あざが出来やすい
- 風邪が長引きやすい
- 腰や背骨が鳴る
- 下半身に力が入らない
- 体が重だるい
- 血尿が出やすい。
- 目に異物感がある
- 唾液が多い
- 手足が震える
- お腹が鳴りやすい
- おしっこが黄色い
- 甘いものが止められない
- 泣き虫
- 優柔不断
- ため息が多い
- 気温差に弱い
- 夜になると物が見えにくくなる
- お腹が冷たい
- 顔だけ汗をかく
- 歯が弱い
- 声が小さい
- 口臭が気になる
- お尻が痛い
- 風邪を引きやすい
- げっぷが多い
- 暑がり
- お腹ぽっこり、波を打つ
- まぶしい
- 全身が痛む
- 痰が多い
- 寝相が悪い
- 驚きやすい
- 食欲にムラがある
- 朝起きられない
- 赤ら顔
- 集中力が無い
- いびきが大きい
- 陰部が痒い
- 髪にうるおい、つやがない
- まぶたの垂れ
- 太れない
- ノドが弱い
- 耳がつまった感じがする
- 不安感が強い
- 食欲が異常にある
- 朝だけ鼻水が出る
- 頭が重い
- 性欲の減退
- 唇が閉じない
- 残便感がある
- 雨の日に症状が悪化する
- 血管が浮き出ている(静脈瘤)
- 食後に異常に眠くなる
- 悪夢を見る
- 舌にコケがつく
- 人の話を聞けない
- あがり症
- 体臭が気になる
- わきが張る
- 歯ぎしりが気になる
- 鼻血が出やすい
- 物忘れがひどい
- 胸が小さい
- しゃっくりがよく出る
- 手が黄色い
- 目がかすむ
- 残尿感がある
- 目の下のクマ