髪にうるおい、つやがない

髪の毛の悩みは男女問わず多いものですが、その質に関しての相談は女性に偏ります。髪の毛のパサつきや質感が気になり、ストレスとなっている方が多いように感じます。「髪の毛は女性の命」という言葉がありますが、確かに美しい髪の毛は女性を引き立てるのでしょう。髪の毛の問題は命に関わる病気とは違います。しかし、女性にとっては切実な悩みとなり、いわゆる「生活の質」を高めるために重要な問題となります。 髪のうるおい・つやは、どうしても年齢と共に低下します。ただし、上手に年を取れば、その変化を緩やかに迎えることが出来るはずです。髪も人間の体の一部であり、その状態を決める要素は、髪の毛だけでなく体全体にあります。極端にいえば体が健康であれば髪の毛も健康になり、美しくなるのです。 HPでも紹介していますが、髪の元となる成分は「血」であるという理論が中医学には存在します。言うなれば、体内の「血」の状態が良ければ髪の毛も潤い、つやが出て、美しくなると考えます。逆に「血」が不足していたり、流れが悪い場合には、髪の毛もパサパサになってしまうとされます。また、髪と「腎(生命力)」は関係が深いとされ、「腎」の衰えが髪に影響を与えます。年齢と共に「腎」は衰えますので、髪の変化も多少は致し方ない面もありますが、漢方薬などを用いて出来る限り衰えを緩やかにすることは可能です。なお、漢方には髪に良いとされる生薬が多数あり、「何首烏」「女貞子」「旱蓮草」などが有名です。その「女貞子」と「旱蓮草」が配合されている「二至丹」は髪のケアにもお勧めの商品で、服用してすぐに変化があったという声が多数寄せられていますよ。

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