お酒に弱い

忘年会に新年会とお酒を飲むことが多いこの時期。付き合いでどうしても飲まなければならないという方も多いことでしょう。 しかしお酒が弱いと、楽しみも半減してしまうかもしれません。せっかく、ワイワイガヤガヤにぎやかに飲んでいる席であれば、量は少なくとも美味しくお酒が飲めればそれにこしたことはありません。もともと全くお酒を飲めない体質の方もいらっしゃいますが、そのような場合は一種のアレルギーなのでなかなか改善は一朝一夕には難しいかもしれません。 しかし、お酒を飲むと悪酔いしてしまうという方や、二日酔いがひどいという方、そして少量で顔が赤くなったりするけど、もう少し量を飲めるようになりたいという方は、漢方的な対処や体質ケアで改善がみられる可能性があります。一度試してみてはいかがでしょうか。 体質的にお酒に弱いという方には、何種類かのタイプがあります。まず一つ目は、「湿」タイプの方。体に余分な水分がたまりやすいという体質です。お酒を飲むと「湿」を生じやすいため、このタイプの方は飲むと、トイレが近くなったり、すぐに気持ち悪くなる場合があります。二つ目は、「陰」不足タイプの方。このタイプの方は、普段から顔がほてったり赤くなりやすい傾向があります。飲酒でも同様に、顔に出やすくなります。そして最後に「肝」のバランスが悪い方。「肝」は体内の「気」の流れを整える役割がありますが、これが狂ってしまうと、いわゆる"代謝"が悪くなります。このタイプは悪酔いをしやすくなるでしょう。このように一口にお酒に弱いといっても、様々なタイプがあります。付き合いなどで、もう少しお酒を美味しく飲めるようになりたいという方は、タイプを見極めたうえで、漢方を試してみてはいかがでしょうか。

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