歯が浮く、という感覚を感じたことはありますか?実は私も経験がないのですが、漢方相談をしているとまれに聞くことがある症状の一つです。それほど多く見られる症状ではないのですが、本人にとっては極めて気になる"違和感"となります。もちろん病院で訴えても対処の方法はなく、歯科で検査を受けても大きな問題が見つかることは少ないでしょう。よって、精神安定剤などが出されるケースが多いようです。
しかし「歯が浮く」という症状の訴えに対して、中医学ではそれを理論的に説明して、対処するお薬もあるのです。もちろん特効薬とはいきませんが、対処法があると言うだけで安心される方も多いようです。歯の問題はすぐに命には関わりませんが、食事という生きていくために絶対的に必要であり、楽しみである行為に大きな影響を及ぼします。漢方薬での対処をぜひ考えてみて下さい。
歯が浮く、という症状を中医学で捉えた場合、まずはじめに考慮するのが「腎」の問題です。中医学での「腎」は生命力などと関係している臓とされ、さらには「骨をつかさどり、髄を生じ、脳に通ずる」と言われています。すなわち「歯」も骨の一部であり、その異常は「腎」の問題と捉えるのです。「腎」は年齢とともに衰えます。よって「腎」の力の低下とともに「歯」の働きも衰えて、次第に歯が抜けるなどします。しかし「腎」が急速に消耗した場合などは「歯」の支えがおろそかになり、「浮く」ような感覚が出てくるのです。そのため「歯が浮く」時の対処方法としては「腎」の精を高めるお薬が必要となります。具体的には「海馬補腎丸(かいばほじんがん)」のようなお薬ですが、その他の体の症状に合わせて漢方薬を選択することが重要です。漢方薬局で詳しく相談してから服用するお薬を決めましょう。
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症状一覧
- 日に焼けやすい
- 自分が嫌い
- 目がショボショボする
- 辛いものが好き
- 体がかたい
- 夕方から夜にかけて調子が悪くなる
- 体重の増減が激しい
- ぼんやりしていると言われる
- 爪の付け根がささむけになる
- かかとがカサカサする
- リンパが腫れやすい
- 涙目になりやすい
- おしゃべり
- 舌をかみやすい
- 肛門が痒い
- 気持ち悪くなりやすい
- 頭がくさい
- 二の腕が太い
- 髪が細い
- お酒に弱い
- キレやすい
- 胃の位置が分かる
- おしっこをする時に痛む
- 貧乏ゆすりが収まらない
- 鼻の頭がテカテカする
- 横になりたがる
- 目の充血
- 尿が白濁しやすい
- 外出が嫌い
- 頭がホワホワする
- 目が腫れやすい
- 耳あかがたまりやすい
- あざが出来やすい
- 風邪が長引きやすい
- 腰や背骨が鳴る
- 下半身に力が入らない
- 体が重だるい
- 血尿が出やすい。
- 目に異物感がある
- 唾液が多い
- 手足が震える
- お腹が鳴りやすい
- おしっこが黄色い
- 甘いものが止められない
- 泣き虫
- 優柔不断
- ため息が多い
- 気温差に弱い
- 夜になると物が見えにくくなる
- お腹が冷たい
- 顔だけ汗をかく
- 歯が弱い
- 声が小さい
- 口臭が気になる
- お尻が痛い
- 風邪を引きやすい
- げっぷが多い
- 暑がり
- お腹ぽっこり、波を打つ
- まぶしい
- 全身が痛む
- 痰が多い
- 寝相が悪い
- 驚きやすい
- 食欲にムラがある
- 朝起きられない
- 赤ら顔
- 集中力が無い
- いびきが大きい
- 陰部が痒い
- 髪にうるおい、つやがない
- まぶたの垂れ
- 太れない
- ノドが弱い
- 耳がつまった感じがする
- 不安感が強い
- 食欲が異常にある
- 朝だけ鼻水が出る
- 頭が重い
- 性欲の減退
- 唇が閉じない
- 残便感がある
- 雨の日に症状が悪化する
- 血管が浮き出ている(静脈瘤)
- 食後に異常に眠くなる
- 悪夢を見る
- 舌にコケがつく
- 人の話を聞けない
- あがり症
- 体臭が気になる
- わきが張る
- 歯ぎしりが気になる
- 鼻血が出やすい
- 物忘れがひどい
- 胸が小さい
- しゃっくりがよく出る
- 手が黄色い
- 目がかすむ
- 残尿感がある
- 歯が浮く