爪がもろい、割れやすい

爪がもろく、割れやすい方は女性に多いようです。最近はネイルアートなどのおしゃれを楽しむ方も多いようですが、爪に負担となっているケースもあると思われます。

 

しかし、体の状態が良ければ、それほど簡単に爪は割れません。ちょっと爪を使っただけで欠けてしまう方や、知らないうちに割れている方などは、体からのSOSと考えて対処することが肝心です。

 

爪が割れやすいという症状が何を表しているのか、漢方の考え方で推測することが出来ます。漢方の名医ともなると、爪を見ただけでその方の体の状態を的確に言い当てることが出来るといいます。そして漢方薬などによって体全体の調整をすることによって、爪の状態を改善するのです。

 

爪がもろく、割れやすい原因は中医学的には「血虚」が主な原因と捉えます。「血虚」とは「血」が不足した状態です。貧血と似ていますが、血液検査で貧血と診断されなくても「血虚」状態である方は多いものです。

 

中医学では「肝の華は爪にあり」と言われています。「肝」の状態は爪に現れるという意味ですが、この「肝」が正常に機能するうえで非常に大切な物質が「血」なのです。要するにこの「血」が不足すると「肝」の機能が弱り、その状態を爪が反映して、もろくなったり割れやすくなるのです。

 

なお「爪」は「筋」の余りと考えます。「筋」は"筋肉"ではなく、"スジ"のことで靭帯など関節部分を指します。よって爪が弱い方は「筋」すなわち関節も弱くなり、膝を傷めやすい傾向があるでしょう。今は大丈夫という方も十分注意しましょう。

 

「血」の状態を良くすれば、「爪」もキレイになります。また爪がキレイであると手全体も美しく見えるものです。しかし、指先のケアのためには全身のケアが大切ということを覚えておきましょう。

 

それでは皆さんも「血」を補って、指先美人を目指しましょう!