まぶたがぴくぴくする

まぶたがピクピクした経験ありませんか?。薬局の店頭で相談していると、この症状を経験したことのある方は非常に多いという印象を受けます。しかし、何時間もピクピクが続くという方はいませんし、特に生活に影響を与えることも少ないため放置している方が大半でしょう。

 

まぶたのピクピクは一種のけいれんと思われます。しかしこの症状が医学的に問題となることはほとんどありません。確かに命にかかわる問題ではなさそうですよね。しかしたびたび起こると何となく気になるものです。仕事中など煩わしいと感じる方も多いのではないでしょうか。

 

しかし!中医学では「まぶたがピクピクする」という症状に対して、理論的に説明することが可能なのです。簡単に言えば、そのカギは「血(けつ)」にあり、その消耗がまぶたをピクピクさせると考えます。そして、これは「血」を貯蔵する五臓の一つ「肝」という臓の問題でもあるのです。

 

まぶたがピクピクする原因を漢方では「血(けつ)」の問題と捉えます。何らかの要因で「血」が消耗すると、「筋脈」に必要な栄養が不足し、「肝」の「気」が"暴動"を起こすと考えます。"暴動"は意志で止められない"けいれん"となって表れるのです。「肝」は「目」と関連性が深いため、まぶたの部分がぴくぴくすることになります。

同じような要因で、足がけいれんすることもあります。いわゆるこむら返りの状態ですね。

 

よって原則としては「血」の不足が「まぶたぴくぴく」の犯人なのですが、そこに至る経緯には「肝」が非常に深く関わっています。「肝」は「血」を貯蔵する器官であるとともに、先述の「肝気」とも関係するため、「まぶたぴくぴく」の根本原因は、「肝」の不調であることが多いのです。ストレスなどによって「肝」を傷めてしまうと、「肝血」や「肝気」に影響を及ぼし「まぶたピクピク」となると考えるのです。

 

少し難しい話になりましたが、結論としては「まぶたピクピク」を起こさないためには「血を体に滋養し、ストレスをためない」と言うことになります。

気になる方は覚えておいて下さい。また「まぶたぴくぴく」も立派な未病(病気ではないが体のバランスが崩れている)状態です。漢方薬で早めに対処できれば一番良いですね。